iPhoneの個人情報を守り切る:今日からできるセキュリティ設定フルセット

ロック画面を最優先で固める

iPhoneのセキュリティ対策で最初に手を付けるべきは、ロック画面まわりです。なぜなら、紛失・盗難・置き忘れなど「他人の手に渡る」場面では、ロック画面が最後の砦になるからです。まずパスコードは、可能なら「カスタム英数字コード」または「6桁以上」にします。4桁は推測されやすいため避けたいところです。Face ID(またはTouch ID)も必ず有効化し、マスク着用時や暗所での認証が不安なら「もう一つの容姿を設定」や認証の再登録も検討します。

次に見落としがちなポイントが、ロック中に見えてしまう情報です。ロック画面の通知プレビューは、設定アプリの「通知」→「プレビューを表示」で「しない」または「ロック解除時」にします。これだけで、メール件名、認証コード、銀行アプリの通知などが第三者に読まれるリスクを大きく減らせます。さらに「設定」→「Face IDとパスコード」から、ロック中に使える機能(Today表示、通知センター、コントロールセンター、Siri、ウォレットなど)を必要最小限に絞るのがおすすめです。特にコントロールセンターがロック中に開けると、機内モードをオンにされて「探す」が効きにくくなるケースがあります。

Siriも便利ですが、ロック中にできる操作は精査します。ロック中のSiriが許可されていると、状況によってはメッセージの読み上げなど情報露出の要因になります。自分の使い方に合わせて「ロック中にSiriを許可」をオフにするのも有効です。加えて「緊急SOS」や「メディカルID」は、いざという時の連絡手段として残しつつ、見える範囲を理解しておくと安心です。

最後に、覗き見対策として「画面注視認識機能(Face IDの設定)」をオンにしておくと、画面を見ていないと通知が広がらないなどの保護が働くことがあります。iPhoneは一つ一つの設定が“防波堤”になります。ロック画面を固めるだけで、個人情報漏えいの入口をかなり塞げます。

また、iPhoneを修理に出す場面でも、この考え方は重要です。画面割れやバッテリー交換などで端末を預ける際、「個人情報を第三者に見られないか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。そのため、修理前にApple IDやパスコードを適切に管理しておくことに加え、対面で作業内容を確認でき、不要な初期化やサインインを求められない修理店を選ぶことも、セキュリティ対策の一部と言えます。たとえば、以前に私が利用したこちらのiPhone修理ショップ名古屋では、対面修理だったので安心して依頼することができました。 大切なデータを守りながらiPhoneを直すためにも、安心して預けられる信頼性の高いiPhone修理店を選ぶことをおすすめします。